偏光素子
偏光ビームスプリッタ
1)プレート型
平行基板にコーティングした形状で比較的安価。他のタイプより大型化が容易です。欠点としては、透過ビームの位置ずれ (基板の厚さの約0.8倍の位置)や裏面からのゴースト反射があります。
ゴースト反射除去用ウエッジ基板タイプや板厚を薄くすると同時に、基板の面精度も確保する高品位タイプにも対応可能です。
2)プリズム接合型 ①キューブ型
2個の直角三角プリズムの斜面同士を、片方の斜面に施したコーティングを挟んで接合したタイプで、反射ビームと透過ビームは90°の角度をなして分岐します。透過ビームの位置ずれがほとんど無視できます。接合方法には、UV接着とオプティカルコンタクト(光学接着)があります。高出力レーザ用には、オプティカルコンタクトタイプをご使用ください。
2)プリズム接合型 ②台形型
直角三角プリズムと菱形プリズムの斜面同士を、片方の斜面に施したコーティングを挟んで接合したタイプで、反射ビームと透過ビームは平行に分岐します。接合は、キューブ型と同様の方法で行います。
説明図
仕様例 他
